GLOSSARY
-用語集-

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    ピッチマーク

    「ピッチマーク」とは、ショットされたゴルフボールが「ジェネラルエリア内」に「落下」した際にできた「地面よりも下に窪んでいる穴」のことです。

    ピッチマークの中にあるボール(フェアウェイ)
    ピッチマークの中にあるボール(ラフ)

    「ピッチマーク」と「ボールマーク」を意識して使い分けしているプレーヤーは少ないと思いますが、ゴルフ規則では使い分けされています。
    ゴルフ規則では「ピッチマーク」という用語が出てくる場面は「地面にくい込んでいる球の救済」の部分であり、「ジェネラルエリア内で自らのピッチマークの中にあるボールは無罰で救済が受けられる」などの記述の中に出てきます。
    一方、「ボールマーク」という用語が出てくる場面は「パッティンググリーン上で認められる改善」の部分であり、「パッティンググリーン上の損傷とは、例えば:ボールマーク、靴による損傷、・・」などの記述の中に出てきます。

    参考情報

    ■ピッチマークに関連して、救済を受ける場合やショットする場合には次のような注意が必要です。
     ・自分のボールが入っているピッチマークは、そのボールが作ったピッチマークだと判断できる場合のみ、無罰の救済が受けられます。
      ジェネラルエリアに落下したボールが、他のプレーヤーのボールが作ったピッチマークに入り込んでいた場合、罰なしの救済は受けられませんので、そのままショットすることになります。
      こういう場面は自分にもあることですから、ショット後にピッチマークを修復したり、目土をしたりするのはマナーとして大事です。
     ・ピッチマークから出ているボールに土や泥が付いていても罰なしの救済は受けられませんので、そのままショットすることになります。
     ・ピッチマークの直ぐ後ろ(グリーン方向と反対側)にボールが出ている場合、ピッチマークが気になってもショット前にピッチマークを埋めるとペナルティーが課せられますので、そのままショットすることになります。
      もちろん、ショット後にピッチマークを修復したり、目土をしたりするのはマナーとして大事です。

    ■ジェネラルエリアでショットした際に直接地面にくい込んだボールは罰なしの救済はできません。
     ジェネラルエリアにあるボールを例えばフェアウェイウッドでショットしたらボールの上側を打ってしまって、ボールが空中を飛ばずに地面にくい込んでしまったとします。
     残念ながらこのボールが地面にくい込んでいる状態は「ピッチマークにある」ということには該当しません。
     そのままの状態でショット出来ないと判断すれば、アンプレヤブルの処置を取ることになります。

    クラブでボールの上側を叩いて地面にくい込んだボール


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