GLOSSARY

-用語集-

「アンプレヤブル」とは、ボールを打つことがそのままの状態では難しいと判断した場合、打てない（unplayable）と宣言することを言います。

アンプレヤブルは、ボールがペナルティーエリア内にある場合を除き、どのような状況でも宣言することができます。
例えば、・・・
・ボールがバンカーの砂にほぼ埋まってしまっているので、打てない
・凄い急斜面にボールが止まっているので、打てない
・ボールを打つと前方の木に跳ね返って自分に当たりそうで怖いので、打てない
・切り株の隙間にボールが挟まってしまって、打てない
などなど。

特に、切り株の隙間にボールが挟まってしまった場合、正しいストロークではボールを打つことはできません。
そして、切り株は自然物なので、ストロークの障害になるからという理由で障害物からの罰なしの救済を受けることもできません。
そうなると、このような状況下ではアンプレヤブルの球に対する救済を受けるという選択肢しかありません。

アンプレヤブルを宣言すると「アンプレヤブルの球に対する救済」を受けることができますが、その代償として１罰打（状況によっては２罰打）が科せられます。

アンプレヤブルの球に対する救済としては、次の内容が適用されます。

・１罰打で、ストロークと距離の救済　（直前のストロークを行った場所からの打ち直し）

・１罰打で、後方線上の救済

・１罰打で、ラテラル救済

・バンカー内にある球の場合、２罰打で、バンカー外での後方線上の救済