バンカーとは、ゴルフ規則の「5つのコースエリア」として定義された中の一つです。
ジェネラルエリアと比較すると窪地になっていて、その中に砂が入っています。
バンカーに入れる砂には、海砂/川砂、山砂、人工砂があります。
それぞれに「色、粒子の大きさ、粒子の揃い具合、締まり(固まり)具合」などが違います。
例えば、・・・
色は 白っぽい色、灰色、茶色などがありますが、リゾートコースなどでは白っぽい色が好まれるようです。
粒子が細かくて揃っていると砂が締まり難いので砂全体がフワフワするため、ボールが砂に深く潜り込んで大目玉になりやすいです。
ホール上のどの位置にどのような形で設置されているかで呼び方が変わります。
・ガードバンカーは、グリーン周辺に配置されたバンカーです。
・フェアウェイバンカーは、ジェネラルエリア内のグリーン周辺ではない位置に配置されたバンカーです。
・クロスバンカーは、ジェネラルエリア内のフェアウェイに突き出たり、フェアウェイを横切る位置に配置されたバンカーです。
バンカーの構造から特徴的な名前が付いたバンカーもあります。
・アリソンバンカーは、グリーン方向の縁(アゴと言う)が高い構造のバンカーのことです。
名前は、イギリスのゴルフコース設計家であるチャールズ・アリソンが由来です。
アゴの高さは人の身長を優に超えます。
・ポットバンカーは、バンカー自体は小さいが深さのある構造(ポットとは蛸壺のこと)のバンカーのことです。
更には、ポットバンカーにアリソンバンカーの特徴を加味した構造のバンカーもあります。