「グリーン上ワングリップOK」とは、「ボールがカップからワングリップ程度以内(凡そ30cm以内)まで近付いた場合、次のストロークでカップインするだろうとのプレーヤー間の合意により、1ストロークを付加してホールアウト扱いにすること」です。
ただし、この内容はゴルフ規則には一切記載されていませんが、殆どのプレーヤーがこの内容を適用した経験があると思います。
ゴルフ規則に書かれていない内容をルールとして適用するので、ローカルルールを設定して適用することになります。
しかし、ゴルフ場としてスコアカードの裏面に、この内容のローカルルールを設定している事例を見たことはありません。
プライベートコンペなどでは、かなりの確率でコンペ開催案内の内容に、このローカルルールを適用する旨が記載されています。
このローカルルールを設定する理由には、プレーのスピードを意識した「プレーファスト」に貢献するためだと思われます。
それ故、「グリーン上ワングリップOK」を出してもらったのに、「練習で打ってもいいかな?」と言いながらパットして外す人が時々いますが、やめた方がスマートですね。