「ラテラル救済」とは次のような条件の場合の救済方法として適用されます。
・レッドペナルティーエリアにボールが入ってしまった場合(レッドペナルティーエリアに対する救済)
・木立の中にボールが入ってしまってショット出来ないと判断した場合(アンプレヤブルに対する救済)
・バンカーの壁面にボールがくい込んでしまってショット出来ないと判断した場合(アンプレヤブルに対する救済)
ラテラル(lateral)とは「横の」という意味なので、「救済エリア」を決める際の「基点」を基準にしてその「横辺りからの救済を受ける」という事になります。
そして、救済エリアは基点を基準として「2クラブレングス」以内のピンに近付かない領域となります。ラテラル救済以外では「1クラブレングス」以内が条件ですが、ラテラル救済は「2クラブレングス」以内ですので間違えないようにしましょう。
この「基点」ですが、レッドペナルティーエリアに対する救済の場合の基点は「ボールが最後にレッドペナルティーエリアを横切った地点」です。
アンプレヤブルに対する救済の場合の基点は、見つかったボールの場所が基点になります。
尚、アンプレヤブルに対する救済の場合、ボールを見つけることが必要なので、「この辺にあるはず」というだけでアンプレヤブルに対する救済は受けられません。