ストロークプレーで扱うスコアには、「グロススコア」と「ネットスコア」があります。
「グロススコア」は、プレーヤーが行ったストローク数に罰打(ペナルティー)を加えた値になります。
例えば、あるホールで次のようなプレーをした場合のスコアを計算してみます。
①ティーショットをしたらアウトオブバウンズへ入ってしまった。【1ストローク、1罰打】
②ティーショットを打ち直したら、フェアウェイへのナイスショットだった。【1ストローク】
③セカンドショット地点で空振りをしてしまった。【1ストローク】
④セカンドショット地点でショットをし直したらバンカーへ入ってしまった。【1ストローク】
⑤バンカーショットの時にテークバックの動作で砂に触れてしまったが、そのままショットした。【1ストローク、2罰打】
⑥グリーン上でパッティングしたらカップの10cmくらい手前で止まった。【1ストローク】
⑦「1グリップOK」のローカルルールだったので、「1グリップOKですよ」と認めてもらったのでボールを拾い上げた。【1ストローク】
以上の合計はストロークが7回、1罰打が1回、2罰打が1回なので、このホールのスコア合計は10になります。
このように数えたスコアの18ホールの総合計がグロススコアにります。