「ペナルティーエリア」という用語は、2019年に施行された「ゴルフ規則」で新たに使用された用語です。
ゴルフ規則によると、ホールは5つのコースエリア (次の①~⑤) から構成されていて、その中の一つが「ペナルティーエリア」です。
・コース内に定義される4つの特定エリア
・ティーイングエリア:①
・バンカー:②
・ペナルティーエリア:③
・パッティンググリーン:④
・コース全体から以上の 4つの特定エリア を除いた「ジェネラルエリア」:⑤
ペナルティーエリアは、水域 (池や用水路など) に対して設定されることが多いですが、水域以外 (ボールを紛失する可能性の高い林や窪地など) に対してもペナルティーエリアは設定できます。
ペナルティーエリアには「レッドペナルティーエリア」と「イエローペナルティーエリア」がありますが、違いとしては「罰ありの救済を受ける場合の救済の種類」が、イエローペナルティーエリアは2種類ですが、レッドペナルティーエリアは1種類多い3種類です。
なお、杭や線で明示していない水域は「レッドペナルティーエリア」の扱いになります。
ボールがペナルティーエリアに入っているか否かを判断する基準は、レッドペナルティーエリアとイエローペナルティーエリアでは同じで、「ボールの一部でもペナルティーエリア側に入っていればペナルティーエリア内にある」と判断されます。
「罰ありの救済を受ける場合の救済の種類」と「ボールがペナルティーエリアに入っているか否かの判断」に関しての詳しい内容は、レッドペナルティーエリア及びイエローペナルティーエリアの用語を参照してください。