「目的外グリーン」とは、プレーヤーがプレーしているホールで使用しているグリーン以外のコース上のすべてのグリーンを指します。
具体的には、目的外グリーンは次のようになります。
・2グリーン構成のホールでは、プレー当日では使用していないグリーン(このグリーンを「サブグリーン」とも言います)(説明図を参照)。
・プレーしている以外のホールのグリーン(例えば、1番ホールをプレーしている場合、2番ホールや3番ホールのグリーン)。
・ホールの工事などで臨時のグリーンが使用されている場合、そのホールの通常に使用しているグリーン。
・パッティング、チッピング、ピッチングのためのすべての練習用パッティンググリーン。
プレーヤーの球の一部が目的外グリーンに触れている場合や目的外グリーンにプレーヤーのスタンスが掛かる場合、目的外グリーンからの救済を受ける必要があります。
グリーンの縁にカラーが設置されている場合、ゴルフ規則ではそのカラー部分は目的外グリーンに含まれません。
しかし、ローカルルールではカラー部分を目的外グリーンに含める場合がありますので注意が必要です(ローカルルールの事例参照)。