ゴルフ規則の定義に記載されている「一時的な水」の内容を要約すると次のようになります。
・雨や散水などでできた水溜まり(つまり、時間が経てば無くなってしまう水溜まり)のこと。
・ボールを打とうと思ってスタンスを取ったらにじみ出てくる水のこと。
ただし、意図的にプレーヤーの足で過度に踏み込んだりしてはいけません。
・単に地面が濡れている、ぬかるんでいる、軟らかいなどは対象外です。
・ペナルティーエリア内は上記の条件に当てはまっても、一時的な水の扱いとはなりません。
一時的な水の中にボールが止まっていたりスタンスが掛かる場合は、罰なしの救済が受けられます。
《一時的な水の中にボールがある場合の救済事例》
・完全な救済のニヤレスポイントの条件を満たして且つ、元のボール位置からの距離が一番短い位置を選択し、そこを基点とした救済エリア内へボールをドロップする →正しい救済
・スタンスが救済対象の範囲内(つまり、一時的な水の中)にあると完全な救済とならない →間違った救済①
・より遠くの条件(例えば、打ち易い位置など)を選択するとペナルティーとなる→間違った救済②