多くのゴルフ場ではハーフ(9ホール)を2時間15分程度以内でラウンドして頂くように目標時間が提示されていますので、この時間内にハーフを上がれているかどうかがスロープレーになっているかどうかの判断基準になります。
しかし、前の組がスロープレーになっている場合、その組を追い越せない限り自分の組のラウンド時間も長くなってしまいますが、これだけでは単純にはスロープレーだとは言われません。
このような場合は、前の組との間が概ね1ホール空かないように追従してラウンドできていれば、スロープレーを注意する音声がカートナビから流れることはありません。
また、後続組から前の組を見ている場合にスロープレーだなと感じる場面がいくつかあります。
例えば、・・・
・ティーショットできる状態なのに、談笑していて気付かない。
・セカンドショット地点などに手ぶらでボール確認に行って、クラブを持ちにカートに戻って、慌てる様子もなくボールの地点に向かう。
・グリーン上で自分の順番になってからグリーン上を行ったり来たりしてパッティングラインを読んでいる。
・外してしまったショートパットを恨めしそうにじっと眺めたり、何故なのかを究明するかの如くカップの周辺をチェックしている。
・全員がパッティングを終わったらカートに向かって歩き出しはするものの、途中で立ち止まってスコアを付けている。
打つ前の準備は順番がくる前までに入念に行い、打てる順番が来たらササッと打ち、球の落下地点を確認したら素早く次の行動に移るというプレースタイルのお客さまは、キャディからみても気持ちが良く、素敵だと感じます。