スコアカードに記載されている「HDCP(hdcp)」は、正式には「ストロークインデックス」と言います。
このストロークインデックスの使い方ですが、主にハンディキャップストロークを適用したマッチプレーで使用されます。
例えばハンディキャップの差が4つある2人(例:ハンディキャップ6の人とハンディキャップ10の人)でマッチプレーをする場合、2人の実力の差が出易いホールから順に1打ずつのハンディキャップを付与します。
この例ではハンディキャップの差が4つなので、ストロークインデックスのNo.1~4までのホールにハンディキャップが付与されることになり、ハンディキャップ10の人はハンディキャップ6の人とこのホールで同じスコアだった場合、マッチプレーではそのホールは勝ちとなります。
ストロークインデックスを「各ホールの難易度の順番」と思っている方が多いようですが、あくまでもマッチプレー競技の際にプレーヤーのハンディキャップの差を適用するために設定された数字です。
ストロークインデックスの設定は各ゴルフ場の裁量に委ねられていますが、代表的な設定方法というのもあり、それを適用した場合、ストロークインデックスの設定内容は違うゴルフ場であっても似たような内容になります。
次のストロークインデックスの事例は3ホール毎に区切って数値をチェックすると、区切った3個の数値は順番が違うだけで数値は同じだという事が分かります。