ショットのスイングの強さの分類としては、フルショット、スリークオーターショット、ハーフショットなどがあります。
一般的には、クラブのシャフトの位置を基準に分類します。
・ハーフショットは、構えた時のクラブシャフトが時計の6時の方向から9時の位置まで、90度だけ回転して振り上げる打ち方です。
・スリークオーターショットは、構えた時のクラブシャフトが時計の6時の方向から12時の位置まで、180度だけ回転して振り上げる打ち方です。
・フルショットは、構えた時のクラブシャフトが時計の6時の方向から3時の位置まで、270度だけ回転して振り上げる打ち方です。
尚、フルショットのシャフト位置よりも多く回転する場合はオーバースイングと言い、時計の4時や5時くらいがシャフトの位置になります。
プロの場合のフルショットは、使用するクラブでの安定した最大飛距離を出すための打ち方であり、無暗に力を入れて最大飛距離を出すための打ち方ではありません。
アベレージゴルファーの方のフルショットは「力一杯振る」場合が多く、残念ながら良い結果が得られる可能性は限りなく少ないです。
それでも、万が一の結果が出た場合には大きなご褒美が待っているので、フルショットはやめられません。