ショットのスイングの強さの分類としては、フルショット、スリークオーターショット、ハーフショットなどがあります。
一般的には、クラブのシャフトの位置を基準に分類します。
・ハーフショットは、構えた時のクラブシャフトが時計の6時の方向から9時の位置まで、90度だけ回転して振り上げる打ち方です。
・スリークオーターショットは、構えた時のクラブシャフトが時計の6時の方向から12時の位置まで、180度だけ回転して振り上げる打ち方です。
・フルショットは、構えた時のクラブシャフトが時計の6時の方向から3時の位置まで、270度だけ回転して振り上げる打ち方です。
フルショットの距離を基準とした場合、ハーフショットの距離は「フルショットの距離の60~70%」または「フルショットの距離から40~50ヤード短い」が目安になります。
つまり、7番アイアンで150ヤードの飛距離が出る場合、ハーフショットでは「90~110ヤード」の間の距離が目安となります。
特に、林の中などからフェアウェイに向けてリカバリーショットをする場合はハーフショットが役に立ちますが、打ち過ぎや距離不足にならないように、ハーフショットの距離感を意識しましょう。