ゴルフのスコア(打数)を表す方法として、ゴルフ番組では「ストローク」という用語が使われます。
例えば「今日、タイガーウッズは、4アンダーの68ストロークでしたね」などというように使われます。
「ストローク」とはゴルフ規則では「球を打つために行われるクラブの前方への動き」と定義されています。
それ故、空振りや大ダフリで「ボールに当たらなかった場合」もストロークとして数える必要があります。
また、「球を打つために行われるクラブの前方への動き」でなくても、ストロークには次の内容を含めなければなりません。
・罰ありの救済を受けた場合などの「罰打」
・グリーン上で「1グリップOK」を出してもらった場合
しかし、「次の場合にはプレーヤーはストロークを行ったことにはならない」とゴルフ規則に記載されています。
・ダウンスイングの間に球を打たないことに決めて、クラブヘッドが球に届く前に、そのクラブヘッドを意図的に止めた場合
・または、止めることができない場合に意図的に空振りをすることによって打つことを避けた場合
・練習スイングを行っているときや、ストロークを行う準備をしている間に偶然に球を打った場合
フルショットではないアプローチの場合、かなりのダフリでクラブがボールに当たらない場合を良く見掛けます。
このような場合、このストロークに続けてお客様が素振りを繰り返すときがありますが、何も言わずに見守ります。
もしもダフリの時にお客様と目が合っても「ドンマイ」などとは言いません。
ストロークにカウントするか否かはお客様の判断です。