ゴルフ用のシューズは、靴底の種類から分類できます。
それは、ハードスパイク、ソフトスパイク、スパイクレスの3種類です。
ハードスパイクは鉄の鋲が靴底から出ている仕組みですが、最近では使用が許されているゴルフ場は殆どありません。
ソフトスパイクはプラスチック製の短い鋲が靴底に付いている仕組みであり、多くのゴルファーが使用しています。
スパイクレスは鋲は靴底に付いていない代わりに、靴底に凹凸があって滑らない仕組みになっています。
ゴルフ場は傾斜地があったり、芝が濡れていたり、地面がぬかるんでいたりする場合があるので、滑らない靴底になっていることが必須です。
一方で、グリーン上では靴底の凹凸が強過ぎるとグリーン面に靴底の跡が付いたり、靴底を引きずってしまうとグリーン面に傷が付いたりします。
かなり前にラウンドしていた時の話ですが、ゴルフシューズではない靴(野球用のスパイクシューズ)を履いてプレーされている方が居ました。
ティーイングエリアやグリーン上に見たことのないスパイク跡があり、気になってキャディーマスター室へ連絡しました。その後まもなく、ゴルフ場のスタッフがレンタルのゴルフシューズを持って前の組の方向へカートで走って行きました。