キャディーマスター室は単に「マスター室」とも呼ばれます。
プレーヤーがキャディーマスター室と直接かかわるのは次のような場面ですが、ゴルフ場によって内容は変わります。
・ラウンド前に練習したいので、練習場(ドライビングレンジ)の場所を聞いたり、練習ボール(レンジボール)の貸出機用コインを受け取る。
・バックティーからラウンドしたいので、その許可を貰う。
・当日のピンポジションを示した用紙を入手する。
・ラウンド中の飲み物を購入する。
・ラウンド中に落とし物をしたので、その内容を伝える。
・ラウンド中に落とし物を拾ったので、その落とし物を届ける。
・ホールインワンをしたので、その手続きを依頼する。
・具合が悪くなったプレーヤーが居るので、その対応(例えば休憩室の準備 など)を依頼する。
・後ろの組から打ち込まれたので、注意をしてもらうように依頼する。
・後半のスタート時間を決めてもらう。
・終了時のゴルフバッグの宅配便手配を依頼する。
などなど。
キャディーマスター室の仕事は多岐に渡っており、複雑且つ、煩雑でもありますので、メンタル的にも厳しい仕事です。
しかし、プレーヤーのお客様がプレー終了時に、キャディーマスター室に一瞬だけ顔を見せて一言、声を掛けるだけで仕事の疲れが軽減されるかもしれません。