ゴルフの場面で遭遇する「障害物」には「自然物(草や木など)」と「人工物(杭やフェンスなど)」がありますが、ゴルフ規則では「障害物」は「人工物」だけが対象になります。
そして「人工物の障害物」は、「動かせる障害物」か「動かせない障害物」に分類され、その救済方法も異なります。
「障害物」を分類すると次のように表現できます。
ゴルフ規則の定義では「障害物」は次のように記述されています。
不可分な物と境界物を除くすべての人工物。
障害物の例:
• 人工の表面を持つ道路(これらの人工的な縁石を含む)。
• 建物、避難小屋。
• スプリンクラーヘッド、排水溝、灌漑ボックスまたは制御ボックス。
• 杭、壁、レーリング、フェンス(しかし、これらがコースの境界縁を定める、または示す境界物である場合を除く)。
• ゴルフカート、芝刈り機、車、他の車両。
• ゴミ箱、案内標識、ベンチ。
• プレーヤーの用具、旗竿、レーキ。
障害物は動かせる障害物か、動かせない障害物のいずれかとなる。
動かせない障害物の一部(例えば、門、ドア、取り付けられたケーブルの一部)が動かせる障害物の定義に合致する場合、その部分は動かせる障害物として扱われる。