キャディを始めようと思ったきっかけは人それぞれ。
今回は、キャディを始めてもうすぐ1年。
男性キャディの松本さんにインタビューしました。
キャディを始めたきっかけ、
そして、キャディを始めて良かったことを語ってくれました。
キャディは女性だけでなく、
男性も活躍できること。
そして、何歳からでも始められることを
彼は証明してくれています。
男性キャディってカッコイイですよ♡
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私は50歳のときに脱サラ・独立して小さな事業を始めました。
30年近く、ずっと勤め人をしてきたわけで、
商売の経験はゼロでしたので、
小さな事業とはいえ最初はそれなりに大変でした。
休みもほとんど無いし、
とにかく何から何まで一人でやらなくてはいけないはめに。
いや、正確には奥さんと二人でですね。
だから奥さんにはずいぶん要らぬ苦労をかけてしまったと思っています。
余計な心配とストレスで体調を崩した時期もあったりして、
今でも奥さんには頭が上がりません。
こんな中々にシビアな時期を5年ほど過ごした結果、
少しずつ仕事を人に任せられる部分もできてきて、
少しではありますが、時間に余裕も生まれてきました。
となると、さてどうしたものだろうか?
本当なら家でゴロゴロしてたいところではありますが、
奥さんや息子の手前それもいかがなものか。
じゃあ何しよう?
いまさら満員電車には乗りたくないし、
デスクワークももう30年やってきてこれ以上は遠慮したい。
最近、年のせいか朝はやたら早く起きるけど、
夜はTVを見ながらもう20時過ぎにはウトウトきちゃうから、
夜は早い方がいいよなぁ、うーんどうするか?
んっ?キャディ?キャディはどうだ?
それなら通勤は車だし、
仕事場は気持ちのいい自然の中だ。
朝は早いかもしれないけどその分上りも早いぞ。
何よりゴルフが大好きだしな。
よしっ、そうしよう、キャディだっ!
ハッキリ言って、キャディを始めたきっかけはこんな安易なものでした。
とはいえ、
時期的にはコロナ禍における首都圏で、
最初の緊急事態宣言が解除されたばかりの頃。
世間には自粛ムードが広がり、
今でこそゴルフ場は連日多くのお客様で賑わっていますが、
その頃はお客様の予約も少なく、
特にキャディ付プレーではなく、セルフプレーが多くなっているようでした。
派遣キャディの事業所にいくつか問い合わせをしてみましたが、
「現状はほとんど仕事はないですねー」との返事が多かったのです。
唯一、「まずは1度、研修をやってみましょう」と快く、
そして優しく優しく受け入れてくれたのが、
ありがたいことにゴルカノだったのです。
それは何といっても、
毎回毎回新鮮な経験ができることですね。
例えば人との出会いもそう。
仲間であるゴルカノのスタッフ、
お世話になっているゴルフ場のスタッフの皆さん、
特にお客様に至ってはその日初めてお会いする方がほとんどです。
毎回新しい人との出会いがあり、
その人たちと何時間かを一緒に過ごす。
これはなかなか刺激的です。
お客様は色々な方がご来場されます。
まさに老若男女。
腕前もビックリするほどお上手な方がいれば、
ラウンドデビュー戦の方もいる。
スコアでいえば、ほとんどミスなくサッサと70台で回る人もいれば、
ちょっともう数えられなくなっちゃうような人もいる。
飛距離はそこそこだけど見事に曲げない方もいる。
とにかく明るい人もいれば、
ひどく寡黙な人もいる。
そんなお客様たちと一緒に過ごす濃厚な数時間。
もう考えただけで面白そうじゃないですか?
もちろん、毎回毎回全てがスムーズにいくわけではありません。
まだまだ未熟者のキャディゆえ、
ドタバタしてしまう事も多々あります。
そんな時にできるのは、とにかく元気に明るく楽しく頑張る事。
この歳になると新しい人に出会ったり、
新しいことを経験するということが段々と少なくなってきます。
そんな意味でも、
常に新鮮な経験ができるキャディというこの仕事、
とても楽しくやらせていただいています。
そしてお客様にも、
とにかく楽しい気持ちのままゴルフ場を後にしていただきたい。
やっぱりゴルフって、
大の大人が1週間も、10日も前から天気予報を気にして、
「あー予報が悪い方に変わっちゃったよ。泣」とか、
「あっ!予報が少し回復してるっ!」とか言いながら、
ワクワクしてゴルフ場にやって来る、実に不思議なスポーツであり遊びです。
だから最後まで楽しい気持ちのままお帰りいただく、
それをモットーに毎回の業務に当たりたいと思っています。
今後も、よりお客様に快適な時間をお過ごしいただけるよう、
常にスキルアップに努めて参ります!
キャディ 松本
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