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〜港区講演レポート〜
2026年2月25日、港区立産業振興センターにて講演の機会をいただきました。
当日はあいにくの雨にも関わらず、23名の方にご参加いただき、アンケート回収率は21件と非常に高い結果となりました。
主催者の方からも、
「アイデアソンの内容が想像以上に多様で、とても面白かった」
という嬉しいお言葉をいただきました。

本記事では、講演の内容と当日の様子をレポートとしてまとめます。
講演は、こんな問いからスタートしました。
ゴルフ場は、誰のための場所だと思いますか?
一般的には「ゴルファーのため」と考えられます。
もちろんそれは間違いではありません。
しかし実際には、
という、複数の価値を持つ場所でもあります。
ゴルフ場は、単なるスポーツ施設ではなく、
社会とつながる“場”であるという視点を提示しました。
現在、ゴルフ業界では深刻な人材不足が課題となっています。
弊社でも全国17コースと契約し、キャディの手配を行っていますが、需要に対して供給が追いついていないのが現状です。
そこで私たちは、採用ターゲットを大きく転換しました。
従来の
「20〜40代女性」
から、
定年前後のゴルフ好きな男性(ミドルシニア)へ
実際に、現在の登録キャディの約67%が男性、
そのうち7割以上が50〜60代となっています。

ミドルシニアの方々が持っているのは、
つまり、キャディにとって最も重要な
“人間力”です。
これを活かすことで、
◯単なる労働力ではなく
◯ 価値を提供できるキャディ
を創出することができます。
講座受講生へのヒアリングでは、印象的な結果が出ました。
・収入を得たい
・ゴルフが上手くなりたい
・健康維持
・趣味を仕事にしたい
そして最も多かったのが、
「誰かの役に立ちたい」
という声でした。
ゴルフ場は、
「雇用の場」から
「生きがいの場」へと変わる可能性を持っています。
講演ではもう一つの視点として、
「自然」についても触れました。
ゴルフ場はもともと自然を切り開いて作られた空間です。
その意味では、完全な自然とは言えません。
しかし現在は、
の生息地として機能しているケースも多くあります。
つまりゴルフ場は、
人が関わりながら維持する「半自然空間」
であり、
生態系と共存する場
としての可能性を持っています。
これからの時代に求められるのは、
「自然を守るか壊すか」ではなく、
どう管理し、どう活かすか
という視点です。
ゴルフ場はその象徴的な存在になり得ます。
さらに講演では、「地域」という視点も取り上げました。
ゴルフ場が地域に愛される存在になることで、
という好循環が生まれます。
実際に弊社では、ゴルフをしない人も参加できるイベントを開催し、ゴルフ場の新しい活用を模索しています。
講演の後半では、参加者同士で
「夢のゴルフ場」を考えるアイデアソンを実施しました。
ゴルフ未経験者から業界関係者まで、様々な立場の方が参加されましたが、
想像以上に多様なアイデアが生まれました!
これは、
ゴルフ場の可能性がまだ十分に広がっていないことの証でもあります。

今回の講演を通してお伝えしたかったのは、
としてのゴルフ場の可能性です。
ゴルフの可能性ではなく、
\ ゴルフ“で”可能性を広げる/
これからもその実現に向けて、挑戦を続けていきます。
ご参加いただいた皆さま、主催者の皆さま、
貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。