ハウスキャディも経験してきたゴルカノのエースに、良いキャディについて聞いてみました。
ゴルフ規則では、
キャディは「クラブを持って行くこと、運ぶこと、扱うこと。
そしてプレーヤーにアドバイスを与えられる唯一の人として、ラウンド中のプレーヤーを助ける人」と定義されています。
では、『良いキャディ』とは、どんなキャディなのか。
私は、お客様の求めてることを、可能な限り見極めてサポートができる事だと考えています。
たとえば、お客様が求めている事とは、
・各ホールのレイアウトを説明してほしい
・距離を教えてほしい
・聞いたときだけ答えてほしい
・話し相手になってほしい、 などです。
これはお客様によって様々。
4人いれば4人とも性格が異なり、求めていることが違うことは多々あります。
朝の挨拶から、2ホールくらいで、何を求められているのかを把握します。
それでもやっぱり、お客様が求めていることの大前提としては、
一日を楽しみたいという事だと思います。
キャディとしても、やっぱりお客様に楽しんでもらえるのが一番だと思うので、
ラウンド終了後に、
『キャディさん!今日は楽しかったよ!ありがとう!』
と一言もらえた時が、
一番自分自身も、『あぁ、この仕事してて良かったなー!』って思います。
なので、お客様に心から楽しんでもらえて、喜んでもらうために、
お客様が求めてることを、先に先に気付けたりすると、
良いキャディなのかな?と思います!
「先に先に気づいて行動する」というのは、
口で言うのは簡単なんですけど、物凄く頭を使います。
一度に4人のお客様を見ているので、
いかに無駄な動きをせずに、効率良く、お客様の求めていることをできるかが鍵なんです。
たとえば、お客様から「9番アイアン持ってきてー!」
と言われてから取りに行くのではなく、
ボールの位置を確認したら、
お客様に「ピンまで135ydですが、クラブはどうされますか?」と聞く。
このとき、すでに予想して8番と9番アイアンを持っていたらベストですかね。
もちろん状況にも寄るので一概には言えないのですが。
そしてあとは、愛想よくする事!
笑顔は大事ですね!
受け答えも、少しオーバーめに反応する!
たとえば、自分も知っている情報だとしても、
お客様が楽しそうに話してたら、
『そうなんですね~!!』
『素晴らしいですね!!』など、
会話でも、テンションが上がっていくように盛り上げられるようにリアクションしています。
そして私は新人キャディの研修も担当しています。
指導するときに気を付けていることは、とにかく分かりやすく説明することです!
普段、自分がやっていることが、当たり前すぎて、
当たり前にやっているからこそ、人に教えられなかったりするので、
自分にとって当たり前の行動でも、
「何でこうするのか?」
「何で今ここにいるのか?」など、
分かりやすく説明することを心がけています。
研修を受ける新人キャディの性格もありますが、
キャディとは十人十色だと思うので、
基本は大事ですが、早い段階で自分のスタイルを見つけてもらえたら、
『オリジナリティある良いキャディ』に近づけるのではないかと思います。
30代キャディ M
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